MX Linux のインストール


MX Linux の ISO ライブ起動とインストール手段です。

 

ライブ起動時のユーザー demo はパスワード demo、root ユーザー のパスワードは root です。


動作に必要な環境

MX-16 では公式ドキュメントで、次の要件となっています。

日本語デスクトップではもう少し高いスペックを要求するでしょう。

 

項目 最低環境 推奨環境
起動媒体 CD・DVD ドライブ または起動可能な USB (BIOS 互換で起動できるもの)
プロセッサ i486 intel または AMD プロセッサ ※ i686 intel または AMD プロセッサ
メモリ RAM 512MB 1GB
空き容量 5GB 10GB
サウンドカード SoundBlaster・AC97・HDA・これらに互換性のあるサウンドカード
ビデオ   3D 対応ビデオカード

※ PAE 非対応でも動作可。MX-16 では i586 カーネルとなっているため、実際には i586 が最低と思われます。


ISO からの起動

MX Linux は起動時から日本語表示が可能です。起動時に日本語を選択して起動して下さい。

日本語入力は行えず、Firefox なども英語表示になりますが、ある程度日本語表示で使用可能です。

 

起動メニューが表示されたら、F2 (Language) を選択。
(Apple キーボードなどの一部キーボードは Fn+F2

言語一覧より 日本語 を選択します。

 

日本語表示になったところで起動して下さい。

32 ビットで PAE に対応していない CPU では

MX-16.1 386 (non-pae) を選んで起動します。

 


起動できない場合

初期状態では起動オプションに quiet が入っていますが、削除すると具体的に表示される場合があります。

  • PAE に対応していない - 「(non-pae)」と記載している項目を起動します。
  • EDD で止まっている - 強制的に電源を切り再度起動して構いません。起動オプションに edd=off を加えます。
  • 外部ドライブからの起動に失敗する - 起動オプションに load=all や try=30 を加えます。

はじめての起動時

MX-16 でライブ起動やインストール直後に起動した際、(インストール直後はログインした後)
デスクトップの生成段階でしばらく画面の動きがなく、待たされる事があります。

(パネルのメニューアイコンなどがまだ表示しきれず、背景はログイン画面のままになっている)

日本語フォントを使用するためフォントキャッシュ生成で待たされているようです。
そのまましばらくお待ち下さい。(環境により 10 秒〜1 分位)しばらくするとまた変化があります。

正常な表示になると、背景が変化し、インターネットの接続を示す通知表示などが出てきます。

 

完全に生成されていない段階で下手に操作すると主要なプロセスが異常終了してしまい、

MX Linux がまともに動作しなくなる場合があります。

 

最初の起動時この状態で固まる事がありますが、

そのままお待ち下さい。(10 秒〜1 分ほど)

完全にデスクトップの起動が完了すると

このような状態になります。

ライブ起動時は背景にアイコンも表示されます。



英語キーボードを使用している場合

日本語の場合、日本語キーボードと英語キーボードが存在する事から

MX Linux ではキーボードスイッチャーがパネルに表示されます。

(英語ではキーボードが通常 1 種類なので表示されていません)

 

デフォルトでは日本語キーボードになっていますので、

英語キーボードを使用している場合は

パネルにある日本国旗をクリックし、アメリカ国旗に変更して下さい。

これによって英語キーボード入力に切り替えできます。

インストール後の起動でもライブ環境を引き継いでいない場合は
最初は同じ手順が必要です。


MX Linux のインストール

MX Linux は antiX・MEPIS と共通のインストーラーです。

慣れていなくても日本語表示で手順も少ないため、迷う事は少ないでしょう。

 

デスクトップにあるアイコン インストール を起動。

 

MX Linux インストール が起動します。

右下の 次へ > へ進めていきます。

 


インストール先とインストール手段を選択します。

「ディスクへ自動インストールを使用」を選択すると

ディスク全体が初期化の対象となります。

 

パーテイションツールの起動... を選択した場合、

GParted が起動します。

 


既に存在するパーティションへのカスタムインストール

/ (ルート) パーティションがインストール先です。

swap と /home は別パーティションも選択できます。

 

インストール作業中。そのまま数分お待ち下さい。

しかし、時間はそんなに要さないでしょう。

 


ブートローダー GRUB のインストール。

MBR または ESP でディスク起動時の動作となります。

 

GRUB のインストール作業中。

環境によっては時間を要する場合があります。

 


コンピュータ名は端末などで表示されます。

Windows とファイル共有する場合は
SAMBA サーバを有効にし、ワークグループを設定。

 

言語、タイムゾーンの設定。
日本語起動時は上の状態になっています。

UTC は「ローカルタイムを使用する」を外します。

 


一般ユーザーと root のアカウントを設定します。

ライブデスクトップ変更の保存 を有効にすると

現在のライブ状態をユーザーへ引き継げます。

これでインストーラーでのインストールは完了です。

完了後に再起動を促されます。

黒い画面でディスクは取り出されます。


 

日本語デスクトップで使用するためにはインストールから起動した MX Linux で更に設定が必要です。

設定 より日本語化作業を行って下さい。

 

インストール→初期設定の動画

運営者が実際にインストールを行い、日本語デスクトップを整えるまでの手順を動画にしています。

 

動画の操作途中、MX パッケージインストーラーで適用されずにすぐ終了してしまう動作が発生していますが、

これはパッケージのバージョン差異による一時的な不具合によるもので、

現在はパッケージが更新されていて、正常に適用する事が可能になっています。


他の Linux からブートローダーを管理する場合の注意

MX-16 で UUID を用いた設定例は次のとおりです。(修正が必要です。そのまま設定しても起動できません)

/ 下に initrd.img と vmlinuz の最新カーネルへのシンボリックリンクが存在し、こちらを使用する事もできます。

インストール手順によっては存在していない場合があります。

 

GRUB 2

menuentry "MX-16" {

search --no-floppy --fs-uuid --set=root b5c521a8-eb4a-58ad-dd1628941801

linux /boot/vmlinuz-4.7.0-0.bpo.1-amd64 root=UUID=b5c521a8-eb4a-58ad-dd1628941801 ro quiet splash

initrd /boot/initrd.img-4.7.0-0.bpo.1-amd64

}

 

GRUB 1・GRUB4DOS

title MX-16 

uuid b5c521a8-eb4a-58ad-dd1628941801

kernel /boot/vmlinuz-4.7.0-0.bpo.1-amd64 root=UUID=b5c521a8-eb4a-58ad-dd1628941801 ro quiet splash

initrd /boot/initrd.img-4.7.0-0.bpo.1-amd64