MX Linux に関する Q&A



名称「MX」の由来は?

MX Linux は MEPIS と antiX のプロジェクトメンバーによって構築された Linux です。

そのため MEPIS の「M」、antiX の「X」を取って MX と名付けられました。

MX Linux の公式サイトは MEPIS コミュニティが MEPIS と一緒に設置していましたが、

MEPIS の開発を止めて、MX Linux に注力する事になり、MX Linux を独立サイト化させました。

antiX も別途紹介を行っているため、antiX にも MX Linux の紹介とサポートが存在します。

 

MX Linux の初期バージョンは MX-14 です。この時は「MX-14」と紹介されています。

この 14 は公開年下 2 桁で、2014 年公開版という意味もあります。

MX-15 の登場前後で「MX Linux」という名称を使用するようになっています。


「antiX MX」というのを見た事があるのですか?

antiX MX も MX Linux の事です。

 

世界的に有名な Linux 紹介サイト DistroWatch.com で、当初 MX Linux は antiX 内で紹介されていました。

そのため「antiX MX 15」という感じに公開されていたために、このような拡散が行われてしまっています。

これは当初「MX Linux は MEPIS と antiX による特別版」という扱いにしていて、
独立した Linux ディストリビューションの扱いにしていなかった経緯もあります。

しかし、antiX コミュニティにやってきた利用者がサポートを求めて投稿し、
詳細に確認した結果、実際には MX Linux をインストールしていた、というトラブルも多々生じています。

運営者は旧サイト「MEPIS と antiX」で完全に分け、注意書きも含めて紹介していたため、
日本ではあまりこの混乱が生じていないようです。

 

上の項目にあるとおり、MX Linux が独立サイトとなった経緯から
DistroWatch.com では MX Linux を独立してページを設けて紹介するようになったため、

現在はこの混乱が解消されています。


MEPIS・antiX って何ですか?

MEPIS は Debian 派生として長く公開されていた Linux で、
DistroWatch.com でも上位になっていた事がある程知名度があった Linux の一つです。

KDE を採用し、ライブ起動と軽量化で人気がありましたが、KDE4 によりそのメリットは失われてしまいました。

Debian wheezy ベースの SimpleMEPIS 11 が正式、12 Beta の開発版が現在最新バージョンです。

現在 KDE を使いたい人は MX Linux に KDE をインストールしての使用が推奨されています。

 

antiX は MEPIS から派生して生まれた Linux です。

MEPIS の軽量化を継承しつつ、いくつかのウインドウマネージャを採用する事で軽量化に磨きをかけています。

一方で独自のデスクトップ構築を用いているため、

日本語の場合 im-config の起動などができない問題などがあります。

MX Linux は antiX をベースに MX の各種ツールなどを構築しています。

 

SimpleMEPIS は言語の考慮が行われておらず、MX Linux の開発に注力して、後の公開が予定されていない事、

antiX はデスクトップ構築の構造上、入力メソッド im-config などの起動が行われない事から

日本語デスクトップとして現在使用できるのはおすすめできない状況のため、本サイトでは深く触れていません。

 

MEPIS。KDE 4 が最新

antiX-16。MX-16 のベース



MX Linux は何の派生ですか?

大元は Debian 安定版 (stable) になります。これに antiX のベースと MX ツールなどを含めています。

MX-16 の場合は Debian Jessie と antiX-16 がベースです。

そのため、 antiX が公開された後、その antiX をベースに MX が開発される、というのが最近の傾向です。

 

MX-16 より次期テスト版 testing とその一部が先行反映された backports リポジトリを

パッケージ別にインストールできる機能が加わっています。


MX Linux の公式サイトはいつの間にできたのですか?

MX Linux は当初 MEPIS Community で公開されています。
フォーラムも MEPIS コミュニティ内に MX Linux 関連が存在しました。

これを後に MX・MEPIS Community に改め、MX Linux の公式サイトとして公言するようになった後、

MEPIS が今後構築されず MX Linux に注力する事から、

MX Community として MX Linux の公式サイトに改めました。

この時に mxlinux.org ドメインが採用されています。これは MX-16 の開発段階で行われました。 

 

これとは別に antiX でも MX Linux を扱っています。antiX-forum にも MX Linux のトピックが存在します。


スクリーンセーバー動作時にファンが激しく回っています

CPU が高負荷になるスクリーンセーバーが動作しているようです。

メニュー - 設定 - スクリーンセーバー を起動し、動作するスクリーンセーバーを変更して下さい。


MX-14・MX-15 を使用しています。更新は必要ですか? 更新方法はそのようにすれば良いですか?

MX-15 から MX-16 への更新は正式提供されています。

パッケージを最新状態に更新した後、

Package Installer (MX パッケージインストーラー) を起動し、

MigrationMigrate MX15 to MX16 を実行して下さい。

パッケージの更新が多く時間を要するため、作業できる時間がある時に実行して下さい。

 

MX-14(〜MX-14.4)は Debian wheezy ベースです。
Debian Jessie ベースの MX-15 以降へは再インストール推奨となっています。

 

その他、公式サイトで開発版を含んだ更新方法がページにまとめられています。

 

Migration | MX Community


現状態のバックアップを取りたいのですが?

MX Linux から派生の Linux を作成したいです。良い方法はありますか?

MX-16 より (MX snapshot という MX ツールが新たに標準として加わっています。

これは現在起動している MX Linux から ISO ファイルを生成するツールです。

これは主に 3 つの用途で使用する事ができます。

  • 現在の状態をバックアップします。破損した場合でも ISO からインストールして復旧できます。
  • 複数環境に同じ状態の MX Linux を構築したい場合、1 台のパソコンで構築して ISO を生成し、
    他のパソコンへインストールして複製できます。
  • デスクトップ環境や特定のアプリを加えて改良させた Linux を ISO 化できます。
    MX Linux から派生した Linux として配布用途しても使用可能です。

この snapshot も日本語化を行っていて、初心者でも容易に生成できるようになっています。

手順は次のとおりです。とてもシンプルです。

 

スナップショットの名前として .iso の名前を付けます。

バックアップ用途であれば日時付が無難でしょう。

 

ISO に保存しないアカウントフォルダ・除外ファイルと

スナップショットの種類を選択します。

 


実行前の確認メッセージ。/home 下の空き容量と

設定に誤りがない事を確認して下さい。

 

/ 下を圧縮します。(これが最も時間を要します)
その後 ISO 生成します。しばらくお待ち下さい。

 


生成された ISO は /home/snapshot にあります。.md5 も生成されます。

「アカウントをリセット」の場合はライブユーザーのアカウントは MX Linux のライブ起動時同様

demo(パスワード demo)、root パスワードは root の扱いになります。

 

なお、MX Linux を継承して別バージョンを生成する場合は respin の扱いが可能になっています。

例えば KDE を採用した KDE Respin が存在しています。


翻訳を支援したいのですが、どうすれば良いですか?

運営者は現在翻訳作業を休止中です。そのため代わりに支援していただけるのは幸いです。

 

基本的には Transifex で行います。Web ブラウザ上からいつでも作業可能です。

antiX の翻訳に MX Linux が含まれています。

 

https://www.transifex.com/anticapitalista/antix-development/

 

これとは別にフォーラムで翻訳を求められている場合があります。

 

http://forum.mxlinux.org/viewforum.php?f=96

 

コメントで他言語の翻訳が入っていると思いますので、

最新の投稿をそのまま引用し [ja] 部分を日本語で追記して下さい。